沖縄・世界文化遺産【斎場御嶽】~神様がいる場所・祈りの場~
こんにちは!ts-plumeriaです。
今回は沖縄にある世界文化遺産【斎場御嶽】(せーふぁうたき)をご紹介します!
御嶽(うたき)とは、聖域とされる空間であり、祈りの場所という意味です。
斎場御嶽(せーふぁうたき)は琉球王国の中で最も格の高い聖地。
日本の国の伊勢神宮のような場所です!!
- 【斎場御嶽(せーふぁうた)ってどんなところ?】
- 【案内ガイド】
- 【アクセス】
- 【大庫理(うふぐーい)】
- 【聞得大君(きこえおおきみ)とは?】
- 【寄満・(ユインチ)】
- 【アマダユルアシカヌビー・シキヨダユルアマガヌビーの壺】
- 【三庫理・(さんぐーい)】
- 【久高島遥拝所】
- 【オオゴマダラのサナギ】
【斎場御嶽(せーふぁうた)ってどんなところ?】
沖縄県は琉球大国としての歴史や、中国文化の影響、さらにはアメリカの歴史もあり、いろいろな国の文化が入り混ざり沖縄独特の文化があります。
沖縄の方言、街並み、家の作り、お料理などからもその入り混じった独特の文化を感じることができます!
「斎場御嶽」も沖縄の独特の文化の一つ、神社ではなくこの「斎場御嶽」が、沖縄の中では、最も格式高い聖地になります!
「斎場御嶽」は琉球の始祖「アマミキヨ」が造ったとされ、国始めの七御嶽の一つといわれる沖縄最高の聖地なのです!
琉球の最高神女であった「聞得大君」(きこえおおきみ)の就任の儀式はこの斎場御嶽で執り行われていました。
かつては男子禁制で、たとえ国王であっても女装に改める必要があったと伝えられています。
【案内ガイド】
私達は「斎場御嶽」は聖なる場所であるので、神様に失礼があってはいけないと思い、ガイドツアーを申し込んで沖縄の神様、文化を学習しながら回ることにしました♪♪♪
斎場御嶽ガイドツアー(日本語のみ)は斎場御嶽にまつわる神話、琉球王国の歴史や精神文化などを聞くことができます!
ガイドツアーは予約ができるので、旅行の日程が分かり次第予約をしておくと便利です!!
問い合わせ緑の館・セーファ【TEL】098-949-1899
歩きにくい階段や傾斜の場所もあるので、歩きやすい靴を履くことをおすすめします。
ちなみに、、、
私達を案内してくれたガイドさんは、とても熱心に分かりやすくファイルを見せてくれたりしながら、一つ一つ丁寧に説明してくださり、私達は有意義な時間を過ごすことが出来ました(*^-^*)ガイドさんとの出会いにも感謝でした☆彡☆彡☆
沖縄独特の祈りと文化を知り、この聖地が祈りの場だということを知ったうえで訪れることをおすすめします。
***「斎場御嶽」内の石や植物は絶対に持ち帰らないようにしてください!!***
【アクセス】
「斎場御嶽」までは那覇空港から車で約1時間。
南城市地域物産館(駐車場)より徒歩7分~10分程度。
こちらで入場料の300円を払い、ガイドツアーの受付をしたのち、歩いて斎場御嶽の入口まで向かいます。
南城市地域物産館では、ビデオを上映して、聖地「斎場御嶽」でのマナーなどの解説を行っています。
お土産も販売していますので、立ち寄ってみてくださいね(^O^)/
売店の裏側には、海が綺麗に見えます☆彡☆彡☆
【大庫理(うふぐーい)】
昔は、「斎場御嶽」の入口である御門口(うじょうぐち)から先は男子禁制で、国王であっても入ることは許されませんでした。
御門口の手前に置かれた6つの香炉があります。これらの香炉が斎場御嶽にある6つの拝所の代わりとされ、国王をはじめとした男性は香炉に向かって祈りを捧げていたそうです!
「斎場御嶽」内の香炉(拝所に据えられた四角い石)は、その上にお線香を置いて神に祈る物です。座ったり物をおいては絶対にいけません!!
御門口から登っていくと、最初の拝所が「大庫理・うふぐーい」。大広間や一番座と言う意味を持っているそうです。
香炉に七色の光が差し込んでします。偶然とはいえ不思議なスピリチュアルを感じる場所でした。
「大庫理・うふぐーい」とは、祭祀的な機能を持つ格式の高い場所で、首里城正殿の二階も大庫理と呼ばれています。
「斎場御嶽」のこの場所も「大庫理・うふぐーい」と呼ばれていることから、聞得大君(きこえおおきみ)のお新下りの儀式での「お名付け(霊威づけ)」儀礼が、首里城と同じ名前を持つこの場所でとり行われていたようです。
前面にある磚(せん)敷きの広間では、神女たちが聞得大君を祝福し琉球王国の繁栄を祈っていました。
琉球の最高神女(さいこうしんじょ)であった聞得大君(きこえおおきみ)の就任の儀式が執り行わられ、国の豊凶を占う儀式も行われた場所です。
【聞得大君(きこえおおきみ)とは?】
聞得大君(きこえおおきみ)とは、「最も名高い神女」という意味で、琉球の信仰における神女の最高位の呼称です。
琉球大国最高位の権力者である国王と王国全土を霊的に守護する存在とされたため、国王の姉妹などの大属の女性が任命されていたそうです。
初代(1470年)から15代(1875年)までの400年あまりにわたって、琉球王府の神事を担っていました。
【寄満・(ユインチ)】
寄満とは王府用語で「台所」を意味します。
ここで調理をしていたわけではなく、貿易が盛んであった当時の琉球では世界中から交易品が集まる「豊穣の満ち満ちた所」と解釈されているようです。
第二次世界大戦前まで、その年の吉兆を占う馬の形をした石(うまぐゎーいし)が置かれていました。
【アマダユルアシカヌビー・シキヨダユルアマガヌビーの壺】
三角岩の右側に、「貴婦人様御休み所」と「二本の鍾乳石」があります。
上↑の写真が「二本の鍾乳石」。
雨が降ると二本の鍾乳石から滴り落ちる水は、「聖なる水」とされ、その下に置かれた壺に受けられ、それぞれが中城御殿(国王の世子)と聞得大君御殿の吉兆を占ったり、お正月の若水とりの儀式にも使われる霊水でした。
まるでお乳のような鍾乳石です。それだけでも神秘を感じるのに、そこから水が滴ると言うんですから、まさに母乳のようですよね(*^-^*)
聖地の神秘です☆彡☆彡☆
【三庫理・(さんぐーい)】
こちらが、「斎場御嶽」の代名詞ともいえる三角岩。
この岩は琉球石灰岩の大きな岩が雨によって分かれ、割れ目を境に岩塊が傾いてできたものだそうです!!
すごいですよね~*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
これが自然にできたものだというのだから、感動です☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
実際に見ると、かなりの大きさで、すごい迫力なのです☆彡☆彡☆
何年か前まではここから先にも進めたみたいですが、今はコロナ感染もある為、ここから先へは入ることは出来ませんでした。
「斎場御嶽」の中でも一番の聖域なので、、ガイドさんに祈り方を教えていただき、心を穏やかにガイドさん誘導の元に祈りを捧げてきました☆彡☆彡☆
ガイドさんのお話では、「伊勢大社からここへ来るようにお告げがあったので来ました」とか「ここで祈りを捧げた後、出世しました」との声も聞くとか、、、
本当に、エネルギーに満ち溢れたスピリチュアルな場所です☆彡☆彡☆
ちなみに、私達はこの後免税店に向かったのですが、、、
そこで、なんと!!ここ1年程ずっと探していたものが、日本中のショップを問い合わせてもは見つからずにいたのですが、偶然か?ご利益か?
出会うことができたのです(*^-^*)鳥肌が立つくらい嬉しい驚きでした(*^▽^*)
【久高島遥拝所】
参道から斎場御嶽の入口の間には、久高(くだか)島を見渡す遥拝所があります。
斎場御嶽から東(太陽の上がる方向)に位置する久高島。
さらにその向こうに広がるとされる「ニライカナイ(琉球で古くから伝えられている神の世界を意味する言葉)」へ、ここからお祈りしたそうです。
地図を見ると、「斎場御嶽」は首里城と久高島の中間にあり、その三か所を線で結ぶと一直線になります。
つまり、神の世界と沖縄最高位のお城を繋ぐ中間地点がこの「斎場御嶽」だったのです。
【オオゴマダラのサナギ】
「斎場御嶽」の見学を終えて、出口の所に日本最大級の蝶々「オオゴマダラ」のサナギがいますよ!とガイドさんに紹介していただきました!
すごくないですか?(*^▽^*)縁起がよさそうなお姿にびっくり!!
大きさは小指くらいです♪♪♪
実際の蝶々はこれです↓
沖縄の蝶々までもがスピリチュアルですwww
「斎場御嶽」は入口から出口まで感動と驚きの場所です!「聖なる地」を汚すことなく、ルールを守りながら見学してくださいね(*^-^*)
インスタグラムにもPOSTしておりますので、そちらも参考にしてください↓↓↓
いかがでしたか?
沖縄県最高のパワースポット「斎場御嶽」。とても素晴らしい場所で、他にない神秘とスピリチュアルを感じる所でした*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
皆さんの沖縄の旅の参考になれれば幸いです(*^^*)